3行で言うと
- 仕入値と売価を入れる。それだけで利益率が出ます
- 上のタブを横に送ると、値引き・値上げ・損益分岐点も出せます
- 数字はこの端末の中だけ。どこにも送られません
まず、画面の見取り図
画面の見取り図。入れるのは③の2か所だけです。
「計算する」ボタンはありません。数字を打った端から、下の結果が変わります。消したり打ち直したりしながら、いい落としどころを探す道具です。
タブ 1
利益率 ── いくら残るか
仕入値と売価を入れると、利益率と粗利が出ます。「月に売る数」を入れれば、ひと月でいくらになるかまで出ます。
仕入150円・売価200円 → 利益率25%。月3,000個なら粗利15万円。
掛率とは別ものです。上の例は「1.33倍で売っている」。倍率で考える習慣があると、利益率に直したとたん薄さに驚くことがあります。
タブ 2
売価をきめる ── いくらで売るか
「この仕入値で、利益率◯%を取るにはいくらで売ればいいか」を逆算します。きりのいい値段にしたときに利益率がどう動くかも一緒に出ます。
仕入150円で利益率30%なら税込236円。240円にすれば31.2%。
タブ 3
値引き ── 引いた分は利益から出ていく
ここが一番見てほしいところです。値引きは、売上からではなく利益から引かれます。売価を1割引いても、減るのは利益の1割ではありません。
売価の15%を引いただけで、利益は6割消えます。
粗利の薄い商品ほど、同じ値引きで受ける傷が深くなります。値引きを決める前に、ここだけ見てください。
タブ 4
値上げ ── どこまで客が減っても平気か
値引きの裏返しです。値上げすると1個あたりの利益が増えるので、お客が何割減っても元の利益を保てるかが出ます。「上げたら売れなくなる」の、実際の余裕幅です。
1割上げると、3割近く客が減っても利益は変わりません。
値引きと値上げを、同じ条件で見比べてみてください。値引きは思ったより痛く、値上げは思ったより耐えます。ここが値段を動かすときの判断材料になります。
タブ 5
損益分岐点 ── 月にいくら売ればとんとんか
家賃・人件費など売れても売れなくても出ていくお金を、粗利で埋めるにはいくら売ればいいか。ここを越えたぶんが、本当の利益です。
固定費150万円・利益率25%なら、月600万円が分かれ目。
便利な使い方
ホーム画面に置いておく
アプリのように、アイコンから一発で開けるようになります。インストールではないので、容量もほとんど取りません。
- iPhone(Safari)
- 下の共有ボタン(□に↑)→ 少し下にスクロール →「ホーム画面に追加」
- Android(Chrome)
- 右上の「⋮」→「ホーム画面に追加」
一度開いておけば、電波が無くても使えます。倉庫の奥でも、移動中の圏外でも、そのまま計算できます。
よくある質問
- 入れた数字は、どこかに送られますか?
- 送られません。計算はぜんぶこの端末の中で終わります。仕入値も固定費も、外には出ません。広告も入りません。
- 消費税は入れたほうがいいですか?
- どちらでも大丈夫です。上の「入力する金額は」を税抜/税込で合わせてください。中で税抜に直してから利益率を出します。預かった消費税は自分の利益ではないので、外して計算するのが本来の形です。
- 仕入が8%で売価が10%のときは?
- 「入力する金額は税抜」に切り替えて、税抜の数字をそのまま入れてください。利益率は税抜どうしで比べるものなので、それでずれません。
- ここで出る「粗利」で黒字ですか?
- いいえ。人件費・家賃・光熱費・配送費は、まだ1円も引かれていません。手元に残る利益はここからさらに減ります。だから粗利率は思っているより高く要ります。どこまで売れば足りるかは「損益分岐点」タブで出せます。
- 入れた数字は残りますか?
- 残ります。同じ端末で次に開いたとき、前回の続きから始められます。これも端末の中だけの話です。
- お金はかかりますか?
- かかりません。登録も要りません。ご自由にお使いください。